よもぎ蒸しって何ですかというご質問を時々いただきます。
よもぎ蒸しは韓国で600年も前からある民間療法です。
その始まりはというと・・産後によもぎ蒸しをすると『産後の肥立ちが良い』ということで各家庭で行われていたものです。
産後の肥立ちとは・・妊娠で大きく変化した女性の身体が、出産を終え、妊娠前の状態にまで「回復」することを、「産後の肥立ち」と言い大きく膨らんでいた子宮が元の大きさに戻る子宮復古や、膣の収縮、子宮内に残った胎盤や血液が排出されていくことで、回復していくようです。
子宮を温め状態をよくしていくことが婦人科系にも良いとされ、その後一般的に広まっていったとされています。
日本でも、昔から、切り傷、すり傷、下痢止めに効果があるとして、外用としても内服としても用いられてきました。またいまでもお灸の原料など、さまざまな治療に使われています。
そういえば、ケガをしたとき、おばあちゃんからよもぎを塗っておきなさいと言われたことがあるような・・・
よもぎ蒸しは、よもぎ葉や他の薬草ハーブを煮立たせた蒸気で、皮膚より吸収のよい粘膜【下半身】を直接温めることによって、漢方成分がより吸収しやすくなります。
婦人科系の改善、アレルギーの抑制作用、美肌・美白の美容効果、新陳代謝の向上・ダイエットに効果があると言われ、さらに、よもぎとハーブの香りにはリラックス効果もあるので「健康+美容+体質改善+癒し」の体に嬉しいこと盛りだくさんです。
最近のコメント